ANOTHER

さて、あと30分で2013年の9月が終わろうとしています。

はてなダイアリーを使うのが初めてなのでこの日記を書き始めた時間が残るのか、投稿した時間が残るのか、どちらかわからないのですがとりあえず今は2013年9月30日の23:30です。

 

わたしにとって9月っていうのは毎年なんだかわくわくする月だったりします。

自分が生まれた月っていうのもあるんですけど、あとは毎年自分がすきな人がキラキラする月だからです。あ、ここでいうすきな人っていうのは、わたしはジャニヲタですので、所謂「自担」という存在です。そして現在、それは関西ジャニーズJr.の7WESTの小瀧望くんのことです。

 

今年の9月は日生劇場での【ANOTHER】公演でした。

小瀧くんにとっては去年の【少年たち -Jail in the sky-】に続いて2度目の東京での舞台です。8月の松竹座公演ではお金持ちのお坊っちゃん役を演じていましたが、日生劇場公演では松竹座で藤井流星くんが演じていたクズ船員役を演じました。

坊っちゃんとクズ船員は正反対の性格なのですが日生ではまさしく大人の事情でしょうね、キャラを兼ねていなくてはならないところがあって「完全なるクズ」では無かったので残念と言えば残念でしたが、わたしはスイッチを切り替える瞬間がとてもすきでした。

後ろのほうから蔦が巻かれたマイクを持ってきて、下を向いて2~3秒立ち止まる。この瞬間がスイッチを切り替えるとき。そこまでは冷徹なクズだったんですが、そこからは明るい役になります。そして「HI!HO!」という曲が始まりお客さんを煽り歌うんです。「HI!HO!」が終わればまた冷徹な役になります。これは本人的にも難しかったのではないかな、と。

小瀧くんは本人の性格からしてもおもしろいことには乗っかっていきたいタイプだと思うし、実際に最初は笑いが堪えられなくて何度も口元を隠していました。でも、日が経つうちに本当に笑わなくなっていって、むしろアドリブであくびとかして「くだらないことやってんじゃねーよ」感が出ていてすごくすきでした。

 

ここまではOPで一気にEDへと話が飛びます。

 

クズ船員のコタキは船員のジャケットも中に着てる白シャツもだらしなく着ていて、帽子もすぐに脱げちゃうくらいゆるーく被っていました。斜めに。

でも、最後の出航の前にシャツの襟をピシッと正して、ジャケットの前ボタンも閉めて、帽子もまっすぐに被るんです。

小瀧くんは少し前までハケきる前に衣装を脱ぐとか、ブーツに衣装がちゃんと入ってなかったらステージの上で普通に直しちゃうという癖があったので最初はまたそれか…と思ってしまったのですが、よく考えたらそうじゃなくて役柄として冒険旅行を通して考え方や心が変わったからそれを表すためにちゃんとしてたんだなあって。

数回目の観劇で気づいたので本当気づくのおせーよって自分に往復ビンタしたいんですが、逆にいうと気づけて良かったです。癖だと思ったままじゃなくて良かった(笑)

 

最初のAnother Tomorrowは船の汽笛の音がして真っ暗の舞台に青い光が差し込んで始まります。これは松竹座も日生劇場にも共通。深く暗い海の底に一筋の光が差し込んだみたいでだいすきでした。センターシモテよりに右手を伸ばしてまっすぐ前を向く小瀧くんを観ると、なぜだか毎回ドキドキして泣けました。かっこいいから、それも大きな理由だけど他にもあるよ。

 

まとまりが無い、けど終わりが見えない。

毎回、松竹座に何万円もの交通費と時間をかけて行っています。だから近くに来てくれると(関東在住なので)嬉しい。お金や時間が云々じゃないんだけど。もっと東京の人に彼らの魅力を知ってほしいから、それが一番大きい。

いつか東京が彼らにとっていい意味でホームになるときが来ればいいなって強く願っています。