ひまわり

 「ほんまにLIVEの最後にやる曲を自分らで創る!」「それはバラードってこと?」「バラード…明るいバラードみたいな!今でいうシルエットみたいな!」「あーシルエットね」「それで!俺らの歴史を綴った歌みたいな!」「俺らの歴史?重岡家の歴史?」「いや、そういうことじゃなくて!別にお母さんが、」「小瀧家の歴史か?」「だから違うよ!」「藤井家の歴史か?」「ちゃうねんて!」「神ちゃんは別にいいわ!」「オイ!」「あはは!なんやこれ!」「みんなのお父さんお母さんの馴れ初め知りたいわけちゃうねん!」「あはは!ファンの人は知りたいかも」「だから!なんやその、でもその、バラードに関しては僕はもう既に考えております」「あら!そうなんすか?」 「マジで?! 」「えー!考えてるんですか?」「はい」「気ィ早いなあ」「早いわあ」「曲名ももう決まっております」「マジで?!曲名だけ教えてもらうとか出来るの?」「聞きたいねんけど」 「ひまわりです」「「「ひまわり? 」」」「例えばさあ、」「長渕剛さんみたいな?」「違うね!違うんだね!そういうつもりじゃないんだね!ひまわりってさ、」「(手叩きながら大笑い)」「うるさいなあッ!」「お前猿のおもちゃか!お前!」「あはは!」「パチパチ、パチパチ! 」「たーのしー!」「だからその、ひまわりってさあ、最初はめちゃめちゃ小ちゃい種から始まってどんどん大きくなるやん。で、常に太陽のほう向いてると。」「おーなるほどね、」「そのひまわりを俺らに例えて、太陽を夢に例えるの」「ほうほうほう」「俺らはずっと夢に向かってどんどん伸びていくぞ、っていう」「めっちゃいいこと言いますやん 」「かっけー! 」「っていう意味で俺はひまわりっていう歌をもう創ろうとしてる」「マジすか?」「創ったらいいんちゃう?その歌!」「うん、創りたい!」「一回創ってみいや!」「なんでお前上からやねん(笑)」「一回やってみたらいい、そんなん! 」「考えてよ、考えるだけな!」「そうそうそうそう」「俺らに聞かせたらええねん!」 「なんでお前らそんな偉そう…オイ!でも作詞に関してはもう四人でやりたいっていう 」「おーいいですねえ」「いいねえ」「結構いいのでましたねぇ!」「ていうことかなあ、俺がやりたいのは」「いま言ったことを曲でまたやるかもしれないのでお楽しみにということで! 」「はい!」「がんばりまーす!」

2013年4月28日放送 もぎたて関ジュースより。

これを聞いたとき、いつかその日が来たら、造花のひまわりを持って会場に向かおうと決めていた。うちわでもなくペンライトでもなく造花のひまわりを振ろうって決めていた。ただ、それだけ。