わたしの、7WESTの思い出。(Myojo10000字インタビューを読んで。)

関西ジャニーズJr.であるのぞむさんを応援しているときに決めていたことがありました。それはコンサートや舞台に行くたびに「これが最後だ」と思うこと。いつその日が訪れるかわからないから。楽しいとついつい忘れちゃうけど、少しでも、自衛のために。

 

7WESTというグループがだいすきでした。結成から見ていたわけではないからすべてを知っているわけではないけれど。

7WESTのメンバーが最後に揃っているのを見たのは2013年の8月松竹座のANOTHERが最後。9月の日生ANOTHERはドラマ撮影で流星くんが休演だったし、12月のクリパは関西Jr.大シャッフルで唯一揃ったスペシャル公演は行けなかったし…

だからあけおめコンで久しぶりに揃ったところが見れると思ったのにその直前に想像もしていなかったまさかの事態。隣に並んでいるのに、バラバラの衣装を着て、シルエットの「大切なことは君がいること」を歌うなんて地獄でしかなかった。

やっと4人が同じステージに立っているところが見れたのに。「これが最後だ」という自衛も結局なんの意味もなかった。やはり、ショックなものはショックだ。だからあけおめコンの記憶なんてほとんど残ってない。

 

 

改めて。

今月のMyojo10000字インタビューは、のぞむさんの考えや本音とわたしの想像や予想してたものを答え合わせしていくようなものでした。

例えば

>高校卒業までにデビューが決まらなければやめよう、って決めたんです

これは、なんとなくだけど予想がついてた。高校卒業というのは人生のターニングポイントのひとつだし、もし自分がその立場に立たされたら同じように悩むと思う。自分より長くその時を待ち続けている人もいるし、自分のポジションをわかっている上で、もしずっと待ち続けても未来が拓けなかったとしたら…そう考えたらこの決断は正解だろうなって。だからこの部分はすんなり読めたし受け入れられた。……たぶん。今だからそう思えるのかもしれない。

 

やっぱり、ステージ上で煌めいて観客に笑顔を与えてくれている彼らにも悩みや葛藤があるんだって改めて思い知らされた。 

 

>明けおめコンも、キツくて。~今までのコンサートの中で、いちばん楽しくなかったですね。流星とやった『Run From You』も、いつもとどっかちがっただろうし~言葉が出てこないんです。何をしゃべっていいのかもわかんなくて。流星たちも、何話していいかわかなかったと思います。~でも、僕より流星のほうが全然強くて。メールをもらったんです。゛気にしなくていいから“って。

あけおめコンの約2週間前、のぞむさんは松竹座でソロコンサートをした。その中に「コタトーク」というコーナーがあって、決まったテーマに沿って自分をアピールするという内容だった。(簡単に言えばアメトークのパクリです)12月23日2部のテーマは【相思相愛Jr.】。コタトークの前にゲストが出てきてそこに現れたのが流星くん。Jr.の子が座る用のソファがカミテに・のぞむさんが座る椅子と、その隣にもう一脚椅子がシモテに。どこに座ればいいのかわからなくてステージ上をうろうろする流星くんを「りゅーせい、ここ」って呼び止めて自分の隣の椅子に座らせるのぞむさん。もう、のぞむさんが本当によくしゃべる。ふたりでスポッチャに行った話(パターゴルフを1番から回ったのとスケートをしたけど自分より流星くんのほうがうまかった)、流星くんの家にしょっちゅう泊まりにいく話、最近パソコンを買ったけど使い方がわからなくてのぞむさんと流星くんと優馬くんのグループメールに「使い方教えて♡」って甘えた感じで送ったら優馬くんは快諾・流星くんからは「キモッ」て返信きたけど、「優しいお兄ちゃん2人に構ってもらえるなんて俺はしあわせ者やなあ♡」ってさらに返信した話、次の日早く起きなきゃいけないのに流星くんが電話をかけてきて全然眠れなかった話…。カップルののろけ話を聞いてるみたいだった。流星くんはのぞむさんが話してるあいだ客席を眺めてたけど、ひとつひとつ、「うん、うん」て聞いてあげてた。

あけおめコンの2人の関係は最悪でした。目も合わさない。隣にいるのに、お互い存在してないような感じ。2週間前との差が、すごくて。本当にこの2人、ビジネスパートナーとかではなく、普通に仲が良かったんだなってわかった。バックステージで他のメンバーが歌っているときに、ふとメインステージを見たら白のジャケットのふたりがスタンバイをしていて、この時は本当に地獄かと思った。なんでこのタイミングで『Run From You』を?なんでこのタイミングで2人で歌わせるの?地獄だったよ。手足が震えて涙が溢れて止まらなくて、友人に手を握ってもらなかったらあの場に居れなかった。…パーカーなんだったんだろうね。

初日の流星くん、すごく殺気立っているように見えた。あんな流星くん初めて見た。「気にしなくていいから」はどういう気持ちで送ったんだろう。

のぞむさんは流星くんのこと本当にすきだなって思う。時にちょっと強いこともいうけど。流星くんはそんなのぞむさんのことをわかっていて、精神的な面を支えてあげてる。そういう関係性がすごくすき。仲は良いけどのぞむさんが他のメンバーとかにはしている抱きついたりとかそういうのが出来ないのがおもしろい。ある程度の距離感・パーソナルスペースがあるのが良いし、だからこそ2人の仲は成り立ってると思う。流星くんといっしょにいるときのぞむさんは等身大で素直なイメージがあるので、飾ってない姿が見ることが出来てだいすき。

>流星の最初の印象は゛ホンマに意地悪そうなひとやな~(笑)“

>~誘い続けてくれて。意地悪じゃなかったんだ。やさしいなって。

>流星に昔、゛おまえは、地元のツレみたいな存在やから、いっしょにいたらラクやわ“って言われて。それがなんかうれしくて、

意地悪そうって印象からはじまった関係。そのひとが、いまではきみの相方。ふたりがいっしょに居れる未来があってよかった。

地獄のあけおめコンのちょうど1ヶ月後になにわ侍ハロー東京!!で披露された「VIVID」。そしてその前のセリフ「望みを叶えるには流星が必要なんや」を 考えた人には心からのお礼を伝えたいです。

 

重岡くんと、のぞむさんが揃ったときの悪ガキ感がだいすきです。ふたりとも頭の回転が速いからボケにボケを重ねていく感じ、本当にすき。

のぞむさんソロコンサート(12月23日1部)に重岡くんが遊びに来て、すぐにのぞむさんの側に寄ってってずっとマイク通さずに「かっこよかったよー」「おっきくなったなー」って言いまくってたの、かわいかったし、嬉しかった。おにいちゃんみたいだった。同じグループで、近くで、いっしょに成長しながらも、成長を見続けてきてくれた人。

番協行ったときに、あるメンバーがポジション間違えて他のメンバーがカメラに抜かれるのに思いっきり被っちゃったことがあった。見せ場のシーンで。撮り直しになったんだけど、カメラ止まった瞬間すぐにその間違えたメンバーのところに行って注意して、一緒に正しいポジション確認してあげてて自分だけじゃなくちゃんと周りのことも見えてるのが格好いいなと思った。それから、これは悪口じゃなくて他グループのセンターに立つ人に比べて重岡くんって地味、じゃないけどあまり目立たないタイプだと思う。目立ったファンサービスをするわけでもないし特別歌とダンスが上手いわけでもない。それでもファンが大勢いて、他のメンバーのファンからも愛されて支持されるってことは決して簡単なことではないから重岡くんの人柄とか考えとかそういうものに皆惹かれてるんだなって思う。

>特にしげは、ずっと“7人がいいです”って言い続けてて。たぶん、あのころ僕、誰よりもしげと話し合ってて。

2月5日、シゲオカとカミヤマ2人のシーンで重岡くんが出てきたときに既に鼻が真っ赤だったのが忘れられません。そのあとぼろぼろ涙を流していて。この人は多くの人の真ん中に立って、時に孤独と戦いながら、デビューを、ずっと望んでた形を、やっと手に入れたんだなって。重岡くんが誰よりも強く7人を望んでいた理由を早く知りたいです。

 

>神ちゃん、なんか雰囲気あって俳優みたいやなって

神ちゃんはすごく熱い人。2012年の夏から4人になった7WESTを言葉の力でも魅せ方の面でも強く強く引っ張っていってくれたのが神ちゃんだとわたしは思ってる。SHOCK MEでは力強く、Sing for youでは可愛く、振り付けをつけてくれた神ちゃん。7WESTのいろんなパフォーマンスを見せてくれた。

2013年あけおめコンと全ツ仙台でユニ別に別れるところがあったけど両方で「WEST集合!」って声かけてたのが神ちゃん。これが本当にかっこよかった!2回聞いて2回とも泣きそうになった。日頃から声かけとかしてたんだろうな。7WESTの中で一番Jr.歴が長かったし、歌もダンスも上手だし、さっきも書いたけどいろんな面を引っ張っていってくれていた存在だと思う。あと精神面でも。でも、強く見える人はどこかに脆いとこがあるからもっとメンバーに甘えてもいいんじゃないかなって思ってた。2014年のあけおめコンではずっと笑顔で居てくれた神ちゃん。でもそのぶん、ソロコーナーのShelterの「この想いだけは決して痛みと引き換えでも渡せはしないさ」が強く突き刺さった。そのとき起きていた事態への、反撃・抵抗。憶測だけど。

神ちゃんがのぞむさんのことをのんちゃんて呼んでくれるのだいすき。のん、って呼ぶときはもっとだいすき(笑)甘やかしてくれてありがとう。時に叱ってくれてありがとう。

 

わたしがだいすきだった7WESTはいつもキラキラしてた。時に、眩しすぎるくらいに。

 

元担のときも思ったけど、本人の口から真実を聞けるということはすごくしあわせなことだけど苦しいことでもある。どんなにすきでも、わかっているようでいても、結局憶測しかできないし、それがタレントとファンの関係性なんだよなー、それがすきなんだけども。自分の夢を、相手に託して、それを叶えたり、時には落ち込んだり、だからおもしろい。だからやめられない。

 

>7人、それぞれ個性がある。だから7人のほうが、それぞれのいいとこを、より多く出せるんじゃないかって思ったから。…って、なんか、それっぽい理由も考えたんですけど、本音はもっと単純で。好きなんですよ。メンバーが(笑)

それぞれがたくさんの壁を乗り越えて、2014年2月5日に7人になることが発表されて、2014年4月23日にデビュー。いつだって思うことは、すきになって良かった。

少し遅れてしまったけど、デビュー半年おめでとう。これからもずっと、たくさんの思い出を作って、記念日を作って、お祝いをさせてください。

 

高校卒業まで、と自分自身で決めたタイムリミットが迫る中、夢と仲間を掴めたのは、のぞむさんが持つ「強さ」じゃないかな。タイムリミットが来ていたら…って考えるのはやめておく。自衛やこういうネガティブな想像は意味ないことを学んだの。

 

「これが最後だ」はおわった。

これからは「これが最初」をたくさん見せてほしい。

おめでとう。ありがとう。