19歳のきみへ

 

小瀧望くん、19歳のお誕生日おめでとうございます。
まだ19歳、もう19歳……どちらにも捉えられるから不思議な気持ちです。今年もこうしてお祝いできることを本当に嬉しく思います。





18歳の小瀧くんは高校を卒業して、社会人になりました。
年齢規制がなくなったからカウントダウンコンサートに出演することもできたし、リトルトーキョーライブや元旦のカウントダウンTVなど深夜の生放送にも出ることができた。少しずつ、着実にお仕事の幅が広がってきました。

 

そして、いい意味ですごく変わったと思います。それを特に感じたのは一発めぇぇぇぇぇぇぇとパリピポツアーでした。


Jr.時代の小瀧くんは客席からのひとつひとつの欲求に丁寧に答えていく印象がありました。言ってしまえば「ファンサマシーン」とも呼ばれていたし、わたしもうちわにメッセージを載せてそれを読んでもらって応えてもらったことが何度かありました。

でも、いまの小瀧くんは目の前のひとりではなく、目の前のブロック全体、会場全体を見て動いている。

それがね、すごく嬉しかった。松竹座では小瀧くんの背中にうちわやペンライトを振ることは出来ませんでした。でも、アリーナ会場ではそれが出来ました。これはすごいこと。パリピポツアーオーラス、わたしはアリーナにいて、すぐ近くのリフターに乗った小瀧くんは手を振り上げて煽ってスタンドを盛り上げる。背中しか見えないけど、その背中がすごくかっこよくて、そこに小瀧くんが居るから、そのブロックのペンライトがより一層揺れて。なんてしあわせなことなんだろう!って何度も思いました。いつか本人も言っていた「メンバーが手を振れば目の前のひとりではなく、ブロック全体のペンライトが揺れる。Jr.のときにはなかったこと。」それを目の前で見ることが出来て本当に嬉しかった。

それから、メンバーが外周へと散らばるとき、小瀧くんはセンターステージで少し待ってから外周を走り始めます。メンバーが居ないところへ向かって。2015年5月13日(Vol.53)なにわぶ誌で「走り回ってたなぁ〜」ってお父さんに言われて「俺はハムスターか」ってツッコんだ話を書いていたけど、正直あんなに走り回る小瀧くんを見たのは初めてでした。体力が無いなんて嘘だよ。あんなに歌って、踊って、何周も何周も駆け回って。

 

そして、また、小瀧くんが来たブロックの付近のペンライトが揺れる。


Jr.時代のそれが悪かったなんて全く思わない。Jr.時代はJr.時代で小瀧くんの中で方向性ややり方があっただろうし、考え方があったと思うから。ただ、ジャニーズWESTになって、自分の立つステージのキャパシティが大きくなって、自分の役割や視野が広がったのが感じられたのが嬉しくて。





わたしはソロコンのときに小瀧くんが言っていた「ペンライト綺麗やなあ、俺ペンライトほんますきやねん」の言葉がだいすきです。(これが本人が言ったそのままかは正直あやふやです。)この言葉を言ったとき、コーナー的には軽くおふざけのコーナーだったと思います。小瀧くんの持つユーモアや「らしさ」が溢れたコーナー。ただ、そうわかっているつもりでもわたしはその演出や客席の反応が悲しくて、目を伏せてしまっていました。許すことが出来ませんでした。


でも、ほぼ全ての照明が落ちたペンライトの光だけが浮かぶ松竹座の客席の光景を見て小瀧くんが言ったこの言葉には嘘がなくて。目もまっすぐ、煌めいていて。この時から1033人以上が入る会場で、もっともっとペンライトの波を見せてあげたいと思うようになりました。わたしにはその一部になることしか出来ることがないから。小瀧くんのすきなものの一部になって恩返しがしたい。そう、心から思うようになりました。


自分のことを話してくれることも多くなったと思います。単純に、デビュー後、テレビやラジオとか発信ツールに出ることが多くなってそれに伴って考えや自分の意見を話す機会が多くなったというのもあると思うけど、以前より決められた台詞を話すのではなく自分の言葉で話すことが多くなったと思います。
それがすごく嬉しい。そういうときはいつもより少し声が低くなって、ひとつひとつゆっくりと、丁寧に話す。これが特徴だとわたしは考えているんだけどこの話し方がすごくだいすき。

 

ただ、口に出さないだけで本当は他にもいろんなことを考えていると思う。見え方とか自分の立場とか。だから2015年5月20日(Vol.54)のなにわぶ誌で「この仕事してたらいろんなこと言われて辛いこともある」っていう弱音が嬉しくて。同時に思い出したのがまたソロコンのときのことで。一生懸命に言葉を選んで笑えるように話してくれたけど、自分にとって不本意なものがネットの力でどんどん拡がって、それに対する戸惑いと事実を話してくれたのが嬉しかったんです。(でも悲しかったなあ、あんな顔させたくなかった)

 

わたしもこうやってブログやTwitterをやっているけど、どこで誰が見てるかわからないし、本人がやっていなくてもその側にいる人がやっている時代。すきなひとのことはプレゼンするような気持ちで書いていきたいって更に心がけるようになりました。微々たる力だけど少しでも多くの魅力が伝わればいいという願いも込めて。





どんどん視野が広がって、ステージが大きくなって、すきになったころは少年だったのに、もう青年に近づいてる。


少しは恩返し出来ただろうか。それ以上に楽しさや嬉しさやしあわせや感動、成長している姿をたくさん見せてくれて追いつけそうに無い。


物凄い速さで成長していく姿に何度も置いていかれそうになって、例え置いていかれてもそれでもすきなことは変わりなくて、まだまだすきでいることをやめられない。


 

「そうですね、まあ、19でしょ。もう来年ハタチなわけですよ。だから、大人になったなあ、俺も。だから、20・ハタチ・成人を迎えるための1年間の準備をしたいなと。思いますね。(例えば?)わかりませんけど。」

(2015.7.25 bayじゃないか)

 


19歳の小瀧くんはどんな表情やステージを見せてくれるだろうか
わたしは、小瀧くんに目が届く範囲で手が届かない距離にいってほしい。


実際、わたしが考えている小瀧望くんというひとはわたしの想像と違うかもしれない。
でも、いつも、柔らかくて温かさに包まれていて、笑顔で溢れている。そんな小瀧くんにいつも助けられている。これは間違いのない事実。どうか、これからもそのままのきみでいて。でも、どうか、自分を主張するも忘れないで。


2015年7月30日。
19歳のお誕生日おめでとう。生まれてきてくれて、本当にありがとう。
If you can dream it, you can do it.

いつだって、あなたの夢が叶いますように。







(※ソロコンはとてもとても楽しいものでした❁ タイムマシンがあるなら今すぐその日に帰りたいくらいに!かっこいいのもかわいいのも他にも小瀧くんのいろんな表情が見れたのがあのときのソロコンです。上記の内容はその中のほんの一部です。マイナスなことだけではありませんでしたので。どうか、ご承知おきください。)